誰もが知っている童話が一人称になるだけで、子どもたちが他者を想像する背中を押し、読み聞かせをする大人にも新しい視点を生み出していく、「共感と想像の力」を広げてくれる絵本。
■「昔々あるところに…」でおなじみのスタンダードな昔話は決まって3人称、いわゆる「天の声」でえがかれています。一方、1人称童話シリーズでえがかれるのは、そうした天の声ならぬ「僕の声」や「私の声」。主人公自身の「たとえば」の本音です。
■主人公の視点をかりて物語の世界を見つめる。そして、彼らの気持ちをひしひしと感じてみる。他者に対する「共感と想像」のチカラを、楽しみながらはぐくんでほしい。そんな願いから1人称童話シリーズは誕生しました。
■本の最後に待っているのは、お子さまへの問いかけです。「もしきみが主人公なら?」。1人称童話シリーズの大きな楽しみのひとつは、お子さま自身が「もし自分なら」を考えることにあります。
受賞年度 | 2018年度グッドデザイン金賞 | |||
メーカー | 株式会社高陵社書店 | |||
グラフィックデザイン | 市川千恵 | |||
仕様 | 菊版変型42ページ | |||
生産国 | 日本 |
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