久留米絣の現代における概念を再考できるもんぺ
■ 生地を穿き比べる”型”として
農作業着として親しまれていた”もんぺ”の着心地のよさ、作業性のよさなどを生かしつつ、現代に合わせて変換し伝えるプロジェクト”MONPE”。福岡県の久留米絣を使うことから始まり、今や数多くの地方の織物に広がりをみせています。
■Stretch MIYATA ITA
元・久留米絣の織元の宮田織物と共同で、絣特有の括りではなく、板染めという技法で染め分けた経糸を織り込み柄を作り、緯糸には2%ポリウレタンを入れることでストレッチ性のあるもんぺを開発しました。
※この生地は久留米絣ではありません。
サイズや生地の違いがわかる
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■ 日本のジーンズ「MONPE」
農作業着として戦後定着した「もんぺ」、その形はお尻周りが大きく、ゆったりとしたシルエットでした。うなぎの寝床が開発したのは、地域の人たちがタンスの肥やしにしていた反物や着物を解いた布でもんぺを作りたいという要望に応え製作されました。布を節約しながら、約36cm(着尺)の幅を活かし簡易的な設計にしていった結果、もんぺの機能はそのままの細身の「MONPE」が生まれました。これが今現代においてのスタンダートなMONPEです。
受賞年度 | 2016年度グッドデザイン賞 |
---|---|
メーカー | 株式会社うなぎの寝床 |
デザイナー | 白水高広 |
サイズ・重さ | S、M、L(別途サイズ表あり)・Mサイズ:約250g |
素材・仕様 |
綿100% ・ウエスト総ゴム仕様 |
生地製造 | 宮田織物株式会社 |
生産国 | 日本 |
※ネイビーは黒に近い濃い藍色です。
【基本仕様】
【サイズ表】
サイズ(cm) |
S |
M |
L |
パンツ丈 |
95.5 |
97 |
101 |
ウエスト(適応寸法) |
64-96 |
65-102 |
68-108 |
ヒップ(適応寸法) |
80-95 |
87-98 |
92-100 |
わたり |
61 |
67 |
71 |
股上 |
31 |
32 |
35 |
股下 |
64 |
66 |
71 |
ふくらはぎ(裾から約25cmの高さ) |
36 |
38 |
41 |
裾幅(周囲) |
32 |
34 |
40 |
*ユニセックス対応
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